西山進さんの被爆者運動50年の投稿記事です

 

06年10月





 

 

 

 

 

西山 進 さんからの情報
 

政府の行為によって、ふたたび戦争の惨禍がおこることのないように、活動されています。
市内の繁華街でチラシをまいて宣伝されました。その時のチラシ2種類です。

 

 

イラク情報が西山さんの友人の方から届きました。紹介します。

西山進様
3人でイラクに行って来ました。 青柳行信・カトリック福岡正義と平和協議会所属(アメリカのイラク攻撃を許さない実行委員会代表) 木村公一牧師( 自衛隊の緊急な撤退を訴える宗教者・市民の会 共同代表) 荻野仁司( 自衛隊の緊急な撤退を訴える宗教者・市民の会)

5月12日(水)福岡空港→関西空港 →13日ドバイ→14日アンマン(一泊)→15日バグダッド (二泊三日)→17日早朝、四輪駆動タクシ−で陸路アンマンへ 17日アンマン(一泊)→18日ドバイ→19日関空→福岡

5月15日バグダッドに着いてから訪問先  
1.バグダッド・マンス−ル地区にある教育子供病院に抗ガン剤等の薬を手渡 す。   劣化ウラン弾による被害、子供病棟を見る。
2.占領監視センタ−(occupation watch center)事務所 ファル−ジャでの被害援助の寄付金の手渡し。 代表のエマンさんの話 (16日ビデオ収録) *米軍の無差別爆撃・発砲・略奪・家屋と室内破壊・拷問・性暴力の実体の話し。
3.イラク失業労働者組合(UUI)事務所 連帯のメッセ−ジ文書を手渡す。 *16日、4人の代表メンバ−・労働者と共産党員との対談をビデオ収録 (ライラ女性党員はイスラム社会での女性の権利と解放のための力強い闘いをしている。)

5月16日
1. クベイシ師に合うためモスク寺院を訪問するが本人不在。
2.ハリツ・アルダリ師イスラム聖職者協議会議長(スンニ派) 訪問  
  (アム・アルクラ・モスク寺院内) Dr.Harith Al Dhari
                  (ハリツ アリ ダリ 博士)イスラム学者評議会議長 様

 拘束された日本人3人、今井さん、高遠さん、郡山さんの救出に貢献して下さいましたイスラム学者評議会の皆様に心からの感謝を申し上げます。  自衛隊の緊急な撤退の実現に向けて日本の民衆からイラク民衆へのメッセ−ジ

1.私たち日本の民衆は、国際紛争を解決する手段として永久に戦争および武力行使を放棄する、という日本国憲法9条を守り、イラクで無差別な殺害を行っているアメリカ軍に追随する日本政府による自衛隊のイラク派兵に反対してきました。

2.私たち日本の民衆は、アメリカ軍によるファル−ジャとナジャフでの一般民衆に対するジェノサイドを決して忘れません。イラク民衆に対する虐殺は世界の民衆と人間性に対する冒涜であり犯罪です。

3.米軍の不当な占領に対するイラク民衆の怒りと抗議は国際法に認められた正当な抵抗権の表明です。

4.私たち日本の民衆は、イラク民衆に対する謝罪と和解の道を切り開くため、自衛隊を緊急にイラクの地から撤退させるピ−スアクションを続けます。自衛隊の派兵は、イラク民衆に対する日本政府の裏切りであり、これに対し謝罪し和解を申し入れます。

5.イラクの大地に、イラク民衆のための政府が樹立され、様々な社会に属する人々が和解を促進し、人々の豊かな社会経済生活が回復するために、国際協力の実現に向けて、私たち日本の民衆は日本政府は日本政府に強く働きかけることを約束します。

    2004年5月16日      Baghdad(バグダッド) ウム アル クラ寺院 
            自衛隊の緊急な撤退を訴える宗教者・市民の会(共同代表・木村公一)
            アメリカのイラク攻撃を許さない実行委員会 (代表・青柳行信)  
     *イスラム学者評議会を日本では「イスラム聖職者協議会」と訳しています。

日本民衆へのメッセ−ジ  

 アラ−の名によって、イスラム学者評議会の議長として、皆様を心から歓迎します。このウル・アルクラ寺院を訪れて下さってありがとうございます。
 
 イラク民衆に対する日本の人々の友情に満ちた想いに心からありがとうといわせて頂きます。  
戦争が起こされてから今日まで、あなたがた日本の人々はわたしたちイラク民衆に絶大な支持を与えてくれました。

日本政府はアメリカ政府の占領政策に追随することによって、わたしたちイラク民衆を圧迫する政策をとり続けてきましたが、そのことはイラクと日本の民衆の間でつちかわれた暖かい友情を壊すことはできないでしょう。
 わたしは日本の人々に強く訴えたいと思います。それは、イラクの民衆を苦しめる悪しき連合軍(coalition army)から日本政府が一日も早く離脱するよう日本の民衆が圧力をかけることを心から勧めたいと思います。   イラクと日本の民衆の暖かい友情関係は今後も安定して継続していくことでしょう。

 
 日本の人々に理解して頂きたいことは、イラクの民衆は日本の人々を愛し尊敬してきたという事実です。この機会をお借りしてお願いしたいことがあります。

 それは、イラクの人々が親しみを込めて日本の 人々を待遇してきたのと同じように、日本を訪れ、また生活しているイスラムの人々をも暖かく待遇して欲しいのです。イスラムは平和と慈悲の宗教としてわたしたちを兄弟姉妹として育むものです。

  イスラムは「テロリズム」の宗教であるという人々がいますが、それは大きな間違いです。この悪意に満ちた発言は平和を賤しめる敵対勢力に由来するものです。 彼等は、わたしたちがイスラム教徒であるとかイスラム教徒でないとかにかかわらず、わたしたちが東洋人であるという理由だけでわたしたちの宗教を賤しめるのです。

  米軍による占領という共通の苦難を経験をもっているイラクと日本の民衆は共に 力を合わせて、この 世界に平和を築いていきましょう。  有り難うございました。

    2004年5月16日     Baghdad(バグダッド) ウム アル クラ寺院
             Dr.Harith Al Dhari (ハリツ アリ ダリ 博士)                                        イスラム学者評議会議長

 
今回の訪問で私たちは以下の四項目を強く覚えました。

1.イラクと日本の民衆の友好関係の確認。 イラクと日本の民衆との間には確かな友好関係が築き上げられてきた。拘束された三人の日本人青年が解放されたことは、この友好関係の証明である。イラク民衆の苦難に市民の立場で人道支援を行ってきた彼等の行為はイラクと国際社会によって高く評価されている。しかるに日本政府は彼等を非難した。わたしたちはこれを遺憾に思う。

2.人道を踏みにじるブッシュ政権の占領政策への批判。 アメリカ軍のイラク占領はイラク社会を破壊し、民衆を苦しめているだけでなく、アラブ世界をさらに分断するものであって、イラクと日本の民衆はこれを認めることは出来ない。

3.ブッシュ政権の犯罪的な占領政策に加担する日本政府への批判。 ブッシュ政権に追随する日本政府は「人道支援」と称してイラクに自衛隊を派兵している。ところが、その一方で自衛隊が実際に行っている活動はイラクの民衆を殺傷する米兵・武器・弾薬の輸送である。人道支援は非武装の支援組織によるものでなければ、私たちは認めることはできない。

4.イラク民衆の解放と民主的政府の樹立に向けた両民衆の連帯。 イラクと日本の民衆は今後もイラク民衆の、イラク民衆による、イラク民衆のためのイラク政府が樹立され、イラク社会の和解と平和に向けて共に努力する。